東日本あとおしプロジェクトからのご報告

2016/03/21更新:そのほかのお知らせ

 「東日本あとおしプロジェクト」より、劇場HPをお借りしてその後のご報告をさせて頂きます。

3月1日公演「想いのかけ橋」へお越しのお客様、ご来場ありがとうございました。

小さな劇場の平日夜の1公演でしたが、60名を超えるお客様をお迎えすることができました。  

出演者一同、温かい拍手につつまれて、かけがえのない良い時間を皆様と共に創りだすことができたことに、                    心より御礼申し上げます。


お客様からも感想を頂きましたので、一部を紹介させて頂きます。

・東北震災から5年経ちますが、忘れずに支援されていて感動しました。

・このように毎年3月、地震、つなみ、今もなお苦しみの中におられる方々のこと、
想いを再び深くすることができ、この舞台を感謝します。

・時が経つとなぜか忘れてしまう傾向がある。何か起こったのかを忘れないように
語ることが大切だと思う。

・各地の復興がどうなっているのか、様子があまりわからず、状況を知らせて頂けると
いいですね。どんなお役に立てるのか自分も探していきたいです。

・機会があれば、何かお役に立てればと思います。


 寄せられた支援金は 114,198円となり、お知らせしていたNPO法人「佐渡へっついの家」にお届けしました。

そして、「佐渡へっついの家」の福島在住の関様、代表の三村様より下記のようなお言葉を頂きました。


お礼 

佐渡保養を行っている関と申します。
このたびはご寄付をいただきありがとうございました。
3月25日から4月4日まで、春の保養キャンプを実施いたします。
皆さまの善意は保養基金に入れさせていただき、春保養の経費にあてさせて頂きます。
ありがとうございました。

いま、福島県は復興に力を入れ、また、帰還事業が進められております。
新しい基準、20ミリシーベルトでも大丈夫とされ避難地域解除の動きが出ていますが、不安を感じる人は多いのです。  
そんな中、保養に出かけることは子どもの健康を守りたいと願う福島の親の切実な願いなのですが、最近は、
「福島は安全なのだから、保養も必要ない」という声も上がっていて難しくなっており、近所には黙って
保養に出かける人もいます。
復興ガンバローの声の中、保養に対する支援は減少しています。助成金も少なくなりました。
この「へっついの家」の春のキャンプも、市民の皆さまからの寄付を集め、
子どもの参加費を値上げして実施しているのが現状です。
どうかこれからも、福島の子どもたちの健康を守るための保養活動をご支援くださるようお願いする次第です。
「佐渡へっついの家保養基金」をこれからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました

関 久雄(へっついの家・福島在住NPOライフケア)  


皆様が、福島の子どもたちの佐渡での保養に心を寄せてくださり、応援してくださることに感動しています。
私たちの小さなプロジェクトを見つけて、支援してくださりありがとうございます。
みなさんの支援への思いを、佐渡で受けとめながら、福島の子どもたちにつなげていきたいと思います。
今後のご活躍をお祈りいたします。

私たちの活動のリアルタイムの紹介はこちらでみることができるようにしてあります。
https://www.facebook.com/sado.hettsuinoie/
今後とも、よろしくお願いします。

代表 三村 修


来年も同じ活動を継続していきます。
今度は有志として関わりたいという希望をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、ご連絡下さい。

ありがとうございました。

                                        2016年3月21日

                              東日本あとおしプロジェクト有志一同